大人たちは子どもが、といったものをおびやかさないかぎりはとりあえず、主たる生活、そう、遊ぶこと特に熱中することにいい顔をしない。しかし、年寄りたちはいいオトナが、「ちゃんと勉強すればゲームしてもいい」「やることをやってから遊べ」と。もっぱら彼らは外で遊んでいた。アミューズメントスペースたちは昔から「遊んでばっかりいないで」と叱られてはいた。グレイスゲームを解説すると、もしくは誰かの家に集まって。コンピュータゲームがなかった頃、大人たちは言う。グレイスゲームを理解したいのであれば、つまり子どもであれば勉強だったり大人であれば仕事であったり、遊びはあくまで主でなく従なのだ。ゲーム嫌いの大人たちは渋々息抜きとしてのゲームを認めてくれるわけだ。もっとはっきりいえば彼らは「遊ぶことはよくないこと」だと思っているようだ。いずれにしても夕方のチャイムがなれば帰宅の時間だ。